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報告者募集
スタンフォード大学フーヴァー研究所と日本移民学会は下記のとおり、第4 回ジャパニーズ・ディアスポラ国際ワークショップの研究報告者を募集いたします。報告者は本ワークショップに現地参加し、
対面形式で研究報告をします。ワークショップの様子はオンラインでストリーミング配信される予定です。
日系人のグローバルな移住について研究している大学院生やポスドク、若手研究者といったこれから
の活躍が期待される方々から広く応募を受け付けます。研究報告のテーマとしては、人や考え、モノ、
資本の国境を越えた移動にくわえ、世界における日本の位置づけと受入国における日系人社会の形成に
影響を与えた外交的なやりとりに関するものなどを期待しています。
フーヴァー研究所が所蔵する日本、日系人の歴史的経験、そして日米関係に関する豊富な史料を活用
しながら、本ワークショップは地理的な境界線を越えて学術的な議論を深めることを目指しています。
報告者は政治的、経済的、社会的、そして、軍事的な文脈のなかに位置づけながら、日系ディアスポラ
の歴史について理解を深めます。
本ワークショップが、日系ディアスポラに関するグローバルで統合的な理解を醸成し、トランスナシ
ョナルな視点の史料調査に励む新しい世代の研究者を育成することにつながることを願っています。
日時:2026 年 9 月 23 日(水)、24 日(木)(アメリカ太平洋標準時)
※日本時間 9 月 24 日、25 日
場所:Hoover Institution Library & Archives, Stanford University
434 Galvez Mall, Stanford CA 94305-6003(最寄り空港はサンノゼもしくはサンフランシスコ)
報告について:20 分間の英語による口頭発表と質疑応答(報告者数は9 人を予定)
募集内容
申込申請締切:2026 年 5 月 18 日(アメリカ太平洋標準時)
多言語および複数の地域の史料にもとづく報告、特に政治史、経済史、社会史、軍事史に関する報告
を推奨します。若手研究者や大学院生による報告を優先します。日系ディアスポラの歴史研究に新しい
視点や思考を生み出すような、理論的また方法論的に創造性豊かな報告を期待します。また、フーヴァ
ー研究所の邦字新聞デジタルコレクション(https://hojishinbun.hoover.org/)を利用 した研究報告を優
先します 。
応募申請書の内容(英語による申込を強く推奨):
- 報告タイトルおよび報告要旨(英語 500 語以内)
- 引用文献表(A4 用紙1 枚まで)。邦字新聞デジタルコレクションの新聞史料を引用する場合は、該当
記事の見出しと日付を記載すること。応募申請の時点ですでに調査を済ませている文献か、これから調
査を行う文献かを明示すること。 - 履歴書または簡単なCV(英語250 語以内)
- 電子メールアドレス
- 所属、 所属団体 の所在地(都市、県(州)、国名)
注意事項:
審査をへて報告者に選ばれた9 人は会場まで足を運び、対面で研究報告します。航空券代金と空港か
ら会場までの交通費については、アメリカ国外の研究拠点から参加する報告者には最大2000 ドル、ア
メリカ国内の研究拠点から参加する報告者には最大1000 ドルを、領収書と引き換えるかたちでお支払
いします。くわえて、2026 年9 月 22 日から 25 日までの3 泊 4 日の宿泊(報告者2 人1 室の相部
屋)、9 月23 日と24 日の朝食と昼食を提供します。
本ワークショップは9 月23 日と24 日の午後に開催されます。報告者は両日の午前中、フーヴァー研
究所アーカイブスの史料や貴重な書籍を閲覧、研究します(事前登録と利用予約が必要)。詳細につい
ては報告者が決定してから案内します。
応募申請の時点で日本移民学会の会員である必要はありませんが、本ワークショップの開催前には日
本移民学会に入会する必要があります。報告者に選ばれた方々には後日、詳しい入会案内をお送りします。
申込先:以下のウェブサイトを通じてお申し込みください。
https://forms.gle/V8tXvxm51pfia5yH6
お問い合わせ:フーヴァー研究所ジャパニーズ・ディアスポラ・イニシアチブ のキュレーター上田薫
(kueda@stanford.edu)、 または 日本移民学会国際委員会(jamsintlws@gmail.com)まで。